お知らせ

介護保険最新情報Vol.1453が発出されましたのでお知らせします。

内容は『「介護保険制度の見直しに関する意見」の公表について』です。

厚生労働省は、今後の介護保険制度見直しに向けて、関係団体や有識者等から提出された「介護保険制度の見直しに関する意見」を取りまとめ、公表しました。本資料は、次期制度改正（令和9年度以降）に向けた検討の方向性を示すものとなります。

意見の中では、
・高齢者の重度化・医療ニーズの増加
・介護人材の確保・定着の困難さ
・事業所経営の厳しさ
・利用者・家族にとって分かりやすい制度運営の必要性
など、現場が直面する課題が多く指摘されています。

特に事業者に関係する論点としては、
・医療・介護連携のさらなる強化
・サービスの質の確保と効率的な運営
・科学的介護（LIFE等）の活用
・事業所規模・地域特性を踏まえた制度設計
などが挙げられており、今後の制度設計や報酬体系の見直しに反映される可能性があります。

今回公表された意見は、制度改正に直結するものではありませんが、今後の社会保障審議会等での議論の基礎資料となります。事業者の皆様におかれましては、将来の制度動向を見据え、医療連携体制の整備、運営の効率化、人材確保への取組みなどを計画的に進めていくことが求められます。詳細は以下の資料をご確認ください。

介護保険最新情報Vol.1453『「介護保険制度の見直しに関する意見」の公表について』