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介護保険最新情報vol.1405『介護情報基盤の今後のスケジュール、介護情報基盤活用のための介護事業所等への支援及び介護情報基盤とケアプランデータ連携システムの統合について』
介護保険最新情報vol.1405が発出されましたのでお知らせします。
内容は「介護情報基盤の今後のスケジュール、介護情報基盤活用のための介護事業所等への支援及び介護情報基盤とケアプランデータ連携システムの統合について」です。
このたび、介護情報基盤の整備と活用に向けたスケジュールや、介護事業所等への支援内容が取りまとめられました。あわせて、「ケアプランデータ連携システム」の統合についても新たな方針が決定されています。
1.介護情報基盤の今後の導入スケジュール
(詳細は別添資料1~3をご参照ください。)
令和8年4月以降、標準化対応※が完了した市町村から、順次順次、介護保険システムから介護情報基盤へのデータ移行、介護情報基盤経由での情報共有を開始
令和10年4月までに全国導入完了予定。
※「標準化対応」とは、各市町村が介護保険システムを新仕様(第4.0版)に適合させることを指します。
各自治体において対応が必要な事項の詳細については、今夏に開催予定の自治体向け説明会等で、改めて通知が発出される予定です。
2.介護情報基盤の活用のための介護事業所等への支援
(詳細は別添資料4~7をご参照ください。)
「介護情報基盤」は、利用者の介護保険証情報や要介護認定情報などを、関係機関(市町村・介護事業所・医療機関等)が電子的に共有・閲覧できるシステムです。これにより、以下の効果が期待されます
・情報連携の効率化
・介護サービスの質の向上
・事務作業の簡素化
介護事業所は、介護情報基盤を活用する際、インターネット接続端末を通じて「介護WEBサービス」を利用することになります。医療機関が作成する主治医意見書も、このサービスから送信可能になります。
●利用には以下の機器・設定が必要となります
・クライアント証明書の導入(認証とセキュリティのため)
・端末の初期設定
・カードリーダーの設置
こうした導入負担を軽減するため、支援策が講じられています。申請は、国保中央会のポータルサイトを通じて受付予定です。申請開始時期や手続きの詳細は、今後改めて案内されます。
3.介護情報基盤とケアプランデータ連携システムの統合
(詳細は別添資料8~9をご参照ください。)
現在利用されている「ケアプランデータ連携システム」は、今後「介護情報基盤」および「介護WEBサービス」と一体化されます。これにより、一つのシステム上で介護保険情報・ケアプラン情報を一元的に管理・連携できるようになります。
●統合によるメリット
・介護情報の一元化により業務効率が向上
・介護事業所間の連携強化や情報共有が進むことで、ケアの質の向上が期待されます。
現在ケアプランデータ連携システムを利用している介護事業所におかれましては、統合までの間は、現行のケアプランデータ連携システムをそのままご利用いただけます。また、システム統合の時期や必要な手続等の詳細については、確定次第改めて案内されます。
詳細は、以下の『介護保険最新情報vol.1405の資料』、及び『別添資料』をご確認ください。
Vol.1405『介護情報基盤の今後のスケジュール、介護情報基盤活用のための介護事業所等への支援及び介護情報基盤とケアプランデータ連携システムの統合について』
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