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本協会では、平成15年以降、協会登録ホームのサービスの質の向上、及び消費者のホーム選択に資する目的で独自のサービス評価スケールを策定し、登録評価機関による第三者評価事業を実施してきました。
この取り組みをより推進する目的で、平成22年度から3年かけて、本協会に登録する全ホームについてのサービスを評価を実施することとなり、本年度は約200ホームに対する評価事業を実施しているところです。
●評価事業の実施目的
有料老人ホーム事業者が提供する各種サービスは、実際にサービスを受けてみなければ質の良否が見極めにくいことから、入居者が自分に合ったホームを選択する上で、サービスの質や内容を第三者が評価・判断した情報の公開が不可欠となります。
したがって本サービス評価は、事業者が提供するサービスの現状を適正に評価することによって、入居者に対するサービスの質の確保・向上に寄与すること、さらには入居希望者の選択に資することを目的とするものです。
●評価プログラム(ver6.1)
【評価スケールの理念】
本評価スケールは、次の3つの基本理念に基づき設定されています。
| (1)個人意思の尊重 |
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すべて入居者は、個人としての尊厳を重んぜられ、その尊厳にふさわしいサービスを保障される権利を有する。 |
| (2)自立支援 |
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介護を含むすべてのサービスが、入居者の自立支援という観点で提供されていること。また、自己決定のできない入居者に対しては、家族等の連携のもとで適切なサービスが提供されていること。 |
| (3)サービスの質の向上 |
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入居者への個別対応の方法を常に検討し、さらにサービス全体の質を高めるための努力が行われていること。また、入居者と社会との関わりについて、十分な配慮が行われていること。 |
【個別評価スケールの意味】
評価結果は3段階評価で表すようになっており、次の水準を意味します。
| Aスケール
: |
Bスケールの内容を満たした上で、施設独自の工夫によってサービス向上の実現に努力している水準 |
| Bスケール
: |
老人福祉法、有料老人ホーム設置運営標準指導指針、及び介護保険関係法令等を踏まえ、施設として必要とされる水準 |
| Cスケール
: |
より一層の努力が求められる水準 |
なお、本評価スケールは、介護保険指定特定施設である有料老人ホームを基調として策定したものであり、評価項目によってはA〜Cスケールを選択せず、[非該当]とする場合もあります。
【全体構成】
| 大項目(7項目) |
小項目(107項目) |
| 1.事業主体の経営方針 |
20項目 |
| 2.ホームの運営方針 |
30項目 |
| 3.建物・設備 |
7項目 |
| 4.生活サービス |
6項目 |
| 5.食事サービス |
7項目 |
| 6.ケアマネジメント |
15項目 |
| 7.介護サービスの提供 |
22項目 |
特に平成22年8月に改定した評価プログラムにおいては、経営の安定性、及び法令遵守等の観点で、
●法人財務状況の改善・向上、資金管理
●職員の育成、評価、報酬
●前払い金の短期解約特例(90日ルール)
●適切なケアプランの作成 |
等、評価スケールの追加または修正を行いました。
【評価スケールの内容】
上記の小項目それぞれについて、A・B・Cの評価水準を設定しています。
例:1-1-2 経営における社会的責任
有料老人ホーム事業者に求められる関係法令・規範等を遵守すべく、どのような取り組みを行っていますか。
| A |
遵守すべき法令・規範・倫理等を盛り込んだ自主行動基準を策定し、必要な職員研修を実施している。 |
| B |
法令・規範・倫理遵守等をテーマにした職員研修を行い、職員に啓発している。 |
| C |
上記の取り組みを行っていない。 |
●評価方法
受審ホームが評価スケールについて組織的に自己評価を行った後、評価機関(当協会指定機関)が事前の書類確認と現地調査を行い、第三者評価を実施します。
評価結果は、所見書として受審ホームにフィードバックされ、サービス改善の手掛かりとなります。本協会では全体結果は公表しますが、各ホームの評価結果は個別にお問い合わせいただくことになります。
●登録評価機関(五十音順)
・株式会社川原経営総合センター ・株式会社ぎょうせい総合研究所 ・特定非営利法人福祉経営ネットワーク
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