消費者向けイベント情報

「輝ニュース111号」(最新号)発行

 輝・友の会では、会員特典といたしまして年4回(6月・9月・12月・3月)輝・友の会会員様向けの会報誌「輝ニュース」を発行しております。

 「輝ニュース111号」を平成28年6月1日付で発行いたしましたので、ご案内させていただきます。

 「輝ニュース」の定期購読をご希望の方は、「輝・友の会のご案内」をご確認いただき、是非「輝・友の会」へご入会いただけますようお願いいたします(会費無料)。

輝ニュース111号

輝ニュース111号

特集:平成28年3月春季有料老人ホーム協会セミナー
基調講演「高齢者施設で暮らすということ」

 全国有料老人ホーム協会では、毎年春と秋にセミナーを開催し、有料老人ホーム等に関心をお持ちの方へ、さまざまな情報をお伝えしています。

 今号では、本年3月に開催された同セミナーの綿祐二講師(日本福祉大学教授)による基調講演「高齢者施設で暮らすということ」の内容を抜粋してご紹介いたします。詳細は、本誌をご覧ください。

喜怒(努)愛楽

 入居者や職員の方々よりお寄せいただいた有料老人ホームの日常生活の様子をお伝えしております(順不同)。

行く さくら
大阪ゆうゆうの里 入居者 高峰 靖子様(89歳)
 「造幣局の桜の通り抜け」が始まりました。天満橋から歩いて南門に着きました。手入れの行き届いた、全国の多くの品種の桜が妍をきそって咲いています。八重桜は華やぎもひとしおで、濃艶な姿で咲き誇っていました。人々の群の流れのままに、写真を撮りながら一方通行で進みます。散り敷いた桜の絨毯も見る事が出来ました。桜を満喫して北へ約560mを通り抜け、天満橋まで戻り、八軒家浜から大川さくらクルーズで、源八橋まで両岸の桜を眺めながら25分間の水上の景色を楽しみました。満開の桜、散る桜、散り敷いた花びらの美しさ、優雅な花筏の流れに揺れる様を心行くままに満喫することが出来ました。
 今年も桜を愛でる機会を得て感謝です。行く桜に“ありがとう”と“さようなら”を………。
施設の仲間に救われて
かがやきの郷 入居者 本田 多津子様(61歳)
 40代で病気になり、最期は施設でと決めていました。昨年定年を迎えすぐに施設を探して受け入れてくれたのがかがやきの郷でした。
 30年近く都心での便利な生活から施設の生活へ一夜にしてかけ離れた環境の違いに戸惑いと病気に対する不安が重なり辛い日々が続きました。人付き合いの苦手な私に施設のスタッフの方々を始め優しく声をかけてくれた入居者の先輩いつも笑顔で元気に声をかけてくれるヘルパーの皆様そして責任感優しさと心強い看護師さん、皆様方の心遣いで穏やかな日々を送れるようになり、施設に来て半年、寂しさはありますがその日の何気ない挨拶から喜びを感じ、相手の喜怒哀楽を感じて抱えている辛さは皆同じと都心では味わうことのない仲間に救われて過ごしています。
ゆうゆうの里の庭園
浜松ゆうゆうの里 入居者 大隅 啓三様(88歳)
 私どもの「ゆうゆうの里」にはかなり広い耕作地があります。希望すれば入居者のだれでも自由に耕作物をつくれます。
 ある人はそこを花園にしていますし、更には積極的に農作物を作り、楽しんでいる方もおります。その面積も様々ですし、育てる蔬菜や花々も多様です。その人の希望に従ってというところがあります。
 こうした耕作地は遥か向こうを走る車がかなり小さく見えるほどまで続いています。しかしそれぞれの作地を誰しもが年令の故で十分に管理できるとは必ずしも言えません。
 しかしそこは良くしたもので、わが里には有志がいて、手の足りない処は自発的に手を入れてくれています。かくて足の利かない人でも車椅子でそれらを眺めて楽しむことができます。これがわが里の庭園です。
“里”の朝
湯河原ゆうゆうの里 入居者 寺田 陽子様(86歳)
 「ホーホケキョ」「ケキョ」「ホーケキョ」「ホーホ」。
 うぐいすの鳴き声の練習が聞こえてくる。毎年のことながら、けなげさが感じられて心が温まる。七時からのラジオ体操は、朝の太陽を背に受ける。自分の動作が目の前に鮮明に写し出される。空を見上げれば、どこに向かうのか、飛行機が西へ西へと飛んでいく。高度によっては白い万年筆のように見えたり上空に水蒸気が多いと飛行機雲を残していく。西の空に下弦の月がぼんやり見える朝もある。
 そうそう大島桜も咲き始めた。やや白いが品の良い美しさがある。満開が待たれる。
 あっ、忘れていた。きのう診療所の先生から、座骨神経痛と言われたばかり。注意注意。
 ラジオ体操のグループの人々も、これから一人、二人と増えていくだろう。
 いい、季節になった。
せめてこの世は 面白く
八王子同友会・長寿の森 入居者 谷口 明様(73歳)
 昨年四月に入居したその翌朝から、ホーム周辺の散歩をはじめた。土地を知るには歩くに限る。歩けば人、犬、猫、鳥、魚、草花に触れることができる。人に会えばあいさつし、犬は慣れれば吠えなくなり、初めは飛び立った鴨も逃げなくなった。日々姿をかえ、彩をかえる里はいいな。
 人づきあいの第一歩は、名前を覚えることだ。そのために綽名を付けるのが好きなのだが結構難しい。他人のいいところを発見するのは根気がいる。でもその発見から生まれる会話が楽しみなのだ。
 八月からスポーツ吹矢を始めた。金がかからず、体力もいらず、息をしておれば誰でもとりくめるのがいい。挑戦は元気の素だ。
 「おもしろき こともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」と生きたいな。
「ボッティチェリ展」を見て
敬老園ロイヤルヴィラ八千代台 入居者 田村 栄子様(87歳)
 私は以前イタリア旅行の折、ウフィツィ美術館でルネサンス絵画の至宝と出会い感動しました。その中で有名な「春」「ビーナスの誕生」の作者ボッティチェリの展覧会を知り、友人と東京都美術館へ行きました。会場では古い時代の聖杯、布などが並び、ボッティチェリの師フィリッポリッピと工房の絵と進んで、本命の出番です。大作の「ラーマ家の東方三博士の礼拝」では庇護を受けたメディチ家の顔、作者自身もあって面白く、一番感銘を受けたのは「書物の聖母」です。細やかな美しい線と色彩。惜し気もなくつかわれている金箔やラピスラズリのせいでしょう。
 満足して会場を出ると上野公園は修学旅行生等も混じって沢山の人で賑やかでした。私は平和な世の尊さをしみじみ思いました。
 出口に近い西洋美術館で「カラヴァッジョ」の展覧会が始まることを知り次はこれだと思いながら家路へ着きました。
今春あった 嬉しいこと
ライフ&シニアハウス緑橋 入居者 老松 純子様(88歳)
 平穏な生活、それはそれで有難いことであるが、今春それに加えて嬉しいことが……。
 亡夫と大の仲よしで、生まれた時から知っている甥(妹の長男)が二~三十分の所へ移ってきた。上海の外国企業から、日本でも有名な会社への転職である。
 持ち続けてきた布団その他が役に立った。
 MBAも取得し、ドイツ留学も実現させたがんばり屋だが、心やさしい若者で、私の馬鹿な質問にも丁寧に答えてくれる。
 せっかちな私や妹とは違う彼には、時折やきもきさせられるが、同じような性格の亡夫と気があい、来阪するたび、あちこちに出かけたようだ。二人とも長身なので、連れだって出歩くと目立ち、出会った友人知人から、私の出勤中の彼らの動静をよくきいた。
 やがて妻や幼女も来るだろうが、人生は棺をおおうまで分からないものだ。「この年でまさかねぇ」とつぶやきながら、離れの戸袋をあけ、当座彼に必要なものを整えた。「神奈川の妹も甥も私を何歳と思っているのかしら」と胸の中でつぶやく。とても疲れたが喜びは大きい。うれしい。
鉄道好きには 羨ましすぎる話
大阪ゆうゆうの里 入居者 中曽根 弘様(75歳)
 現在、日本一の豪華列車、JR九州の「七つ星」の抽選にY氏が当たった。目の玉が飛び出るほどの高額にも関わらず宝くじに当たるほど難しい。そのツアーの録画を集会室に集まり見せて貰った。さすが別世界の方々の旅で、至れり尽くせりで素晴らしい。来年、JR西日本から「瑞風(みずかぜ)」東日本からは「四季(しき)島(しま)」と豪華列車がデビューする。Y氏はきっとこれらにも挑戦されよう。私はせめて、大阪、京都、名古屋から伊勢志摩とを結ぶ、近鉄自慢の観光特急「しまかぜ」くらいは乗りたいと考えているが、一か月前に売出し、即満席になるとかで、実現できずいる。Y氏はこれにも乗ってきた。友人がスイスで登山列車に乗った、オーストラリアを横断する豪華列車「インディアナ・パシフィック号」に乗ってきたと絵葉書やパンフを送ってくる。私は未だ「青函トンネル」さえ通ったことも無い。体調、費用とも私には「絵にかいた餅だ」あーあ羨ましいなー。
楽しみを見つける。
ローズヴィラ・水戸 入居者 羽賀 重弥様(84歳)
 私ども二人は昨年秋この施設に入居した。今までと生活も変るので楽しく過ごす方法を工夫せねばならない。楽しみにも色々ある。自然を楽しむ、人との交流、自分自身の楽しみ等々。この施設は街にも遠く緑豊かな処である。広い敷地には名の如く大きなバラ園があり最近は「いこいの杜」なる植物園が出来散歩コースが楽しめる。然しこれだけでは退屈する。大きな楽しみの一つは話の合う友人との談話や文通。幸い近くに友人が住み時折来訪、ロビーでお茶を飲みながら談論風発は楽しい。他に昔の高等学校の歌を唄う寮歌祭に上京参加している。また折を見て随想などを書いている。エッセイ、歴史、時事評論などの時に感じた事を書き留め、自分の思想変遷の記録としている。やはり楽しみは自分で考え工夫して育て上げてゆくことが大切と思う。
妻への感謝
大阪ゆうゆうの里 入居者 井上 博司様(86歳)
 いきなり私事で恐縮ですが、私の家内は今年一月満八十八歳。米寿の誕生日を迎えました。思えば二人は昭和の初め九州三井三池炭鉱の街、福岡県大牟田市で生れ育ち、私と結婚し、私の仕事の関係で大阪に転居、今年で満五十一年になります。
 自称、会社人間・仕事人間の私は、九州時代(大阪時代も変りませんが)全く家庭を省みず仕事上とはいえ、殆んど毎日酒気をおび、夜中に帰宅する私に、家内は文句の一言も言わず、私に代って新婚早々から全く違った環境の中で生活のやりくりに苦労しながら、二人の娘を育て病母の介護等一人で懸命に努めてくれた事に対し、今でも言葉に言い表すことも出来ないほど感謝の気持で一杯です。
 間もなく二人とも卒寿を迎えます。仲よくケンカしながら家内への感謝を決して忘れることなく、この大阪ゆうゆうの里で天寿を全うしたく、毎日を楽しく過ごしております。
読書三昧
ゆいま~る聖ヶ丘 入居者 原 三江子様(85歳)
 周囲の迷惑になる孤独死を避けるため、当ホームに入居して五年目になります。
 三年目頃、以前から書き溜めていた旅行記を本にしました。四年目、さてこれから何をしようかと考えた時、ホームから二分ほどにある市立図書館を利用して読書を始めました。主に小説やエッセイを、貸し出し期間に制約され、追われるように年間で四十冊ほど読みました。
 最近の図書館はOPAC(オーパック)※オンライン蔵書目録と呼ばれる最新鋭システムがあり、希望する本は翌日手元に入ります。
 ホームのゆるやかな見守りの中で、緑内障の目を労わりながら、午後の三時間ほどを読書で過ごす至福の日々。これから何時まで続けられるのでしょうか?
協会インフォメーション

 当協会に新規加入及び開設したホームのご紹介や当協会主催イベント等をご紹介しております。

入居相談室より

 入居相談室へよせられた相談内容・その回答をご紹介しております。

 今回のご相談:有料老人ホームでは、入居者が亡くなった場合どのような対応をするのでしょうか。