有料老人ホームとは

 有料老人ホームは、高齢者が暮らしやすいように配慮した「住まい」に、食事の提供、介護の提供、洗濯・掃除等の家事、健康管理などの日常生活を送るうえで必要な「サービス」が付いた「住まい」です。そのサービスは入居者の心身の状況に応じて、長い期間、広い範囲にわたって提供されます。

有料老人ホームの入居時の要件

 すべての有料老人ホームで入居時の条件が一定というわけではありません。年齢や健康状態などによって、選べるホームは異なります。
 高齢者のための「住まい」ですので、「60歳以上」あるいは「65歳以上」とするホームがほとんどです。また、ご夫婦で入居する場合には、どちらか一方がホームの定める年齢以上とする場合が多いようです。
 お元気なうちから入居できるホームと、要介護になってから入居するホームがあります。それぞれのホームで受けられるサービスをはじめ、特徴等も異なります。

有料老人ホームの特徴

  元気な方向けの
ホームの特徴
要介護の方向けの
ホームの特徴
ホームの規模 50室以上の比較的大規模なところが多い 50室未満の小規模なところが多い
居室設備 居室にトイレやお風呂、ミニキッチン等がついたマンションのような造りの居室が多い。居室環境重視。
※図1
居室にトイレ、洗面台等がつき、ベッドを1台配置できる位のスペースのワンルーム形式の部屋が多い。介護しやすい居室。
※図2
共用施設 食堂、大浴場、ラウンジ、図書室、トレーニングルーム等 食堂、浴室、リハビリスペース等
アクティビティのメニュー例 音楽コンサート、バスツアー、ビリヤード、ダーツ、マージャン、卓球、書道、絵画、ダンス、介護予防体操等 ドライブ、散歩、リハビリ体操、映画鑑賞、カラオケ、園芸、音楽療法等
入居時の年齢 ご自分で選択して入居する方が多く、75歳前後が多い傾向にある。 ご家族が選択する場合が多い。 ご本人は要介護認定を受けており、80歳を超えての入居が多い傾向にある。
居室の住み替え 介護サービスが必要になったら、介護の方向けの居室に住み替えるホームもある。 基本的には、入居時の居室で介護サービスを受けるが、要介護の状態により、居室を住み替えることもある。

居室イメージ

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